A2牛乳とは?【一般向け】
- Takashi Kuramoto
- 1月31日
- 読了時間: 2分
農大A2牛乳ブログです。第1回です。
第A2牛乳・A2ミルクという新たな牛乳のカテゴリーがあります。
2023年ごろからスーパーの売り場で見かけるようになりました。
皆さんの中にも、見たことがある、飲んだことがあるという方がいると思います。
でも、「A2牛乳」とは何でしょう?
今回は、A2牛乳とは何かをご説明します。
A2牛乳とは、乳タンパク質であるβカゼインのあるタイプ(A2型)のみを作る牛から搾られた牛乳です。
ちょっと、ややこしいですね。
でも、これが本来の定義になります。
このややこしい定義を理解する前提として知っておかなければならないことは、
1)ベータカゼインには、A1型とA2型の2つのタイプがある。
2)A1型かA2型かは、遺伝子で決まっている。
3)牛はお父さんとお母さんから一つずつ遺伝子をもらう。
4)なので、牛が持つベータカゼイン遺伝子は、A1/A1、A1/A2、A2/A2の組合せとなる。
なんだか、血液型と似ていませんか?例えば、
1')血液型には、A型とO型がある。
2')A型かO型かは、遺伝子で決まっている。
3')人はお父さんとお母さんから一つずつ遺伝子をもらう。
4')なので、人が持つ血液型遺伝子は、A/A、A/O、O/Oの組合せとなる。
もし、A2/A2の組合せをもつ牛を選び出せれば、そのミルクにはA2型のベータカゼインだけが含まれています。
このようにして、集めた牛乳を「A2牛乳」といいます。

では、A1型のベータカゼインとA2型のベータカゼインは何が違うのでしょうか?
東京農業大学 庫本高志
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